株式会社SHONAI、鶴岡市および地域6団体と協定締結
〜子どもの成長を支える屋内遊び場環境の推進に向けて〜
児童教育施設KIDS DOME SORAIを運営する株式会社SHONAI(本社:山形県鶴岡市 代表取締役:山中大介)は、鶴岡市と地域6団体とともに、子どもたちが天候に左右されず安心して遊べる環境の整備や、子育て世代の経済的負担の軽減を目的とした『鶴岡市のこどもの成長を支える屋内遊び場環境の推進に関する協定』を2025年2月13日に締結しました。この協定は、官民が一体となって子どもの健やかな成長を支える取り組みであり、鶴岡市が若者や子育て世代に選ばれるまちづくりを推進することを目指しています。
背景
本協定は、「官民連携」および「市民協働」で、鶴岡市の未来を担う子どもたちの健やかな成長を支える取り組みです。
締結の背景には、保護者団体(※1)からの要望や市が実施した子育て世代のニーズ調査(※2)で寄せられた市民の声があります。「経済的負担を抑え、子どもたちが安心して遊べる施設が欲しい」という声が多く寄せられ、こうした意見を受けて、子どもたちがのびのびと遊べる環境づくりの必要性が改めて明らかになりました。また、子どもを中心に据えた地域づくりに向け、行政と民間が垣根を越えて協働する重要性への共通認識を深めるきっかけともなりました。
今回の協定締結を機に、これまで以上に官民連携を強化し、地域全体で遊び場環境の充実を推進するとともに、地域の教育環境の向上を目指します。
(※1) 鶴岡市私立幼稚園・認定こども園連合会保護者会
(※2) 子ども・子育て支援事業計画策定に係るニーズ調査(R5.12月)
親子モニター事業(R6.7~9月)
本協定の目的
こどもの成長を支えるため、こどもが天候にかかわらず遊べる環境を整えるとともに、子育て世代の負担軽減をはかり、若者、子育て世代に選ばれるまちづくりをすすめることを目的とする。
本協定による連携事項
・年齢、障害の有無に関わらず遊べる屋内遊び場の環境に関すること
・遊び場利用の負担軽減に関すること
協定締結の団体
・㈱SHONAI(KIDS DOME SORAI運営)
・鶴岡市
・鶴岡市PTA連合会
・鶴岡市私立幼稚園・認定こども園連合会
・市内保育園保護者会代表者
・アインシュタインの会
・とまり木つくる会
・明日のとびら
協定締結に関するコメント
鶴岡市長 皆川 治
遊びはこどもの成長に欠かせないものであり、本市では広く市民の意見を伺いながら遊び場整備の検討を進めているところです。
このたびの協定締結によって、本市のすべてのこども達が、年齢や障害の有無に関わらず楽しく遊び、自らの主体性や創造性を向上させていくことができるよう、行政と企業、市民が協働して、こどもの遊び場環境整備や子育て世代の負担軽減に取り組み、こどもまんなか社会の実現を目指してまいります。
株式会社SHONAI 代表取締役 山中 大介
少子高齢化が進む日本において、特に毎年1%以上の人口減少が続く鶴岡では、未来への不安が広がっています。そんな中、女性や若者の皆さまに支持され、子どもたちが安心して成長できるコミュニティの実現は、地域の絆を深め、未来を共に創り上げる大切な一歩となります。本協定を新たな出発点として、地域の皆さまと手を取り合い、子育てに希望を感じられる鶴岡づくりに向け、引き続き共に歩んで参ります。
鶴岡市私立幼稚園・認定こども園連合会保護者会会長 鈴木 俊市
屋内遊び場の環境整備について、これまで市に要望を続けてきました。今回の協定締結を機に、官民連携の取り組みが大きく前進したことを大変嬉しく思います。この取り組みを先導してくださった鶴岡市と(株)SHONAI社に深く感謝いたします。今後、具体的な取り組みが進んでいく中で、一保護者として、ただ要望を出すだけでなく、市民として主体的に関わり、歩調を合わせながら協力していく姿勢が重要だと感じています。官・民・保護者が一体となって、鶴岡市の子育て環境のさらなる向上に向けて尽力していきたいと思います。
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